白鵬、夏場所開催に“慎重論”「集中できない」

[ 2011年3月17日 06:00 ]

 横綱・白鵬(26=宮城野部屋)が16日、5月の夏場所での本場所再開について“慎重論”を述べた。東日本大震災の影響を考慮したもので「こういう状態が続いたら(夏場所は)できないのではないか」と話した。

 白鵬はこの日、3日連続で大島部屋に出稽古して汗を流すなど、夏場所が開かれることを想定して鍛えている。だが、余震や原発問題などで日本が混乱状態にある中で「相撲にも集中できないと思う」と頭を悩ませている。

 一方で、自身が会長を務める力士会で被災地を支援することを計画中。力士会での募金活動についても「それはできるね」と前向きだ。

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2011年3月17日のニュース