アジア杯一転中止 中国など5協会が選手派遣拒否

[ 2011年3月17日 16:43 ]

 日本卓球協会は17日、東日本大震災後に開催を表明していたアジア・カップ(横浜文化体育館)について、予定の26、27日での開催を断念すると発表した。中国やシンガポールなど出場予定の5協会から「選手を派遣できない」との連絡があったためで、延期して実施するかは今後決める。

 日本協会は、被災地を激励する目的で開催の準備を進めてきた。前原正浩専務理事は「外国は原発のニュースに相当ナーバスになっていて、仕方がない」と話した。

 アジア・カップには日本を含む10カ国・地域から男女16選手ずつがエントリーし、日本からは大震災の被害が大きかった仙台市出身の福原愛(ANA)らが出場する予定だった。

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2011年3月17日のニュース