藤原新「対決できないのは残念 世界陸上の切符を取りにいく」

[ 2011年2月25日 16:55 ]

 27日の東京マラソンに出場する国内外の有力選手が25日、東京都内で記者会見し、前回2位で29歳の藤原新(レモシステム)は「目標は(2時間)7分台で優勝すること」と意気込みを述べた。

 今夏の世界選手権(大邱=韓国)代表選考会を兼ねた男子は2時間9分30秒を切った日本人トップが代表に決まる。

 前回覇者の藤原正和(ホンダ)は発熱による体調不良で25日に急きょ欠場が発表された。藤原新は「対決できないのは残念だが、世界陸上の切符を取りにいく走りをしたい」と好調さをアピール。2009年大会優勝のサリム・キプサング(ケニア)は「東京は相性もよく、かなり調子もいい」と自信を示した。

 女子は選考会でなく、31歳の渋井陽子(三井住友海上)は久々のマラソンに「体は絞れてません。楽しく走れればいい」と自然体を強調した。

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