冬季アジア大会が開幕!小平堂々の旗手

[ 2011年1月30日 23:00 ]

第7回冬季アジア大会開会式で旗手を務めるスピードスケート女子の小平奈緒選手

 第7回冬季アジア大会は30日、カザフスタンの首都アスタナで開会式を行い、アジアの冬季スポーツの祭典が開幕した。同国初の国際総合大会は、旧首都のアルマトイと2都市で5競技、69種目を実施する。

 日本はスキー、スケート、アイスホッケー、バイアスロンの4競技に103選手が出場し、中国、韓国などとアジアの覇権を争う。開会式では9番目に入場し、スピードスケート女子で金メダルが期待される旗手の小平奈緒(相沢病院)を先頭に、晴れやかな表情で行進した。

 大会組織委員会によると、初参加のシンガポール、バーレーン、インドネシアが加わり、28カ国・地域から823選手がエントリーした。

 31日に本格的に競技が始まり、2月6日まで熱戦を繰り広げる。

 ≪小平堂々の旗手≫旗手を務めた小平は「旗がけっこう重いようだけど、胸を張って行進したい」と話していた通り、堂々と日本選手団を先導した。約7キロの日の丸を抱えて時折重そうな様子を見せつつも、にこやかな表情ものぞかせた。
 競技では、世界でも上位の中国、韓国勢を相手に金メダルに挑む。「成績でも日本チームを引っ張りたい」と意気込む24歳が、まずは最初の大役を果たした。(共同)

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2011年1月30日のニュース