ジョコビッチ3年ぶり優勝!A・マリーは2年連続準V

[ 2011年1月30日 20:44 ]

男子シングルスで優勝したノバク・ジョコビッチ(右)と準優勝のアンディ・マリー

 テニスの四大大会の今季第1戦、全豪オープン最終日は30日、メルボルン・パークで行われ、男子シングルス決勝で第3シードの23歳、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードで同い年のアンディ・マリー(英国)を6―4、6―2、6―3で下し、3年ぶり2度目の優勝を遂げた。優勝賞金は220万豪ドル(約1億8千万円)。

 ジョコビッチは第1セット、5―4の第10ゲームをブレークして勢いに乗り、第2セット以降も攻撃的なショットで押した。ミスを重ねて自滅したA・マリーは2年連続の準優勝で、75年ぶりの英国男子による四大大会制覇を果たせなかった。

 混合ダブルスは第2シードのカタリナ・スレボトニク(スロベニア)ダニエル・ネスター(カナダ)組が優勝した。

 ◆ノバク・ジョコビッチ(セルビア)スキーとサッカーの選手だった父をはじめとするスポーツ一家に生まれ、4歳でテニスを始めた。03年に16歳でプロ転向。06年にツアー初優勝し、08年全豪で四大大会初制覇。セルビア、イタリア、ドイツ、英語を話す。188センチ、80キロ。23歳。(共同)

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2011年1月30日のニュース