魁皇に18年間祝砲続けた男性死去

[ 2011年1月30日 19:22 ]

 大相撲の大関、魁皇関が入幕してから約18年間、白星を挙げるたびに出身地の福岡県直方市で祝砲の花火を打ち上げてきた同市の自動車整備業新谷嘉昭さんが29日に、脳幹出血のため81歳で亡くなったことが30日、分かった。

 千代の富士(現九重親方)の持つ歴代1位の通算1045勝まであと10勝という快挙を目前にした急逝に、魁皇後援会の内藤博俊会長(72)は「新谷さんも記録を望んでいただろう。残念でならない」と悔しそうに話した。

 後援会によると、魁皇関は「新谷さんに打ち上げていただいた花火にどれだけ勇気をもらったか分からない。ご恩返しのためにも一番一番大切に頑張りたい」と話しているという。

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2011年1月30日のニュース