李娜、アジア勢初の４大大会優勝ならず…

優勝したクライシュテルスと健闘をたたえ合う李娜

全豪オープンテニス第１３日

（1月29日 オーストラリア・メルボルンパーク）
　アジア勢で初の４大大会準優勝を果たした李娜は記念の銀のプレートを受け取ると少し残念そうに、それでも誇らしげに笑みを浮かべた。「負けはしたが、ベストのテニスはできた。また来年この舞台に戻ってきたい」。

　ミスを恐れず速いテンポで厳しいコースへ打ち込み、第１セットを奪った。その後も見せ場は十分につくったが、力尽きた。スピーチではコートサイドで見守った丸顔の夫に「あなたがどんな見た目でも、愛しています」と感謝の言葉を送った。