独立委が相撲教習所視察 講師の話に涙を流す委員も

[ 2010年10月7日 17:24 ]

 日本相撲協会の全般的な改革を目指す第三者機関「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」の木暮浩明、山本浩の両委員が7日、東京・両国国技館の相撲教習所を視察した。

 土俵でのけいこに続き、教室で「修業心得」と「相撲甚句」の授業を見学した。日本合気道協会顧問の木暮委員は、力士としての心得を説明する内容に「(講師を務める)大山親方(元幕内大飛)の話を聞いて涙が出てきた」と感銘を受けた様子。「いい伝統を残しながら、時代に即した改革も多少しないといけない」と話した。

 独立委は新弟子を指導する相撲教習所の内容を見直すワーキンググループを発足させ、6日には森まゆみ委員が視察した。欠席したワタミ会長の渡辺美樹委員は、後日視察する予定。

続きを表示

2010年10月7日のニュース