名古屋場所“暴力団対策”で入り口にカメラ

[ 2010年7月1日 06:00 ]

 昨年の名古屋場所で暴力団幹部らが維持員席で観戦していた問題を受け、会場となる愛知県体育館の入場口に監視カメラ2台を設置することが決まった。

 名古屋場所担当の錦島親方(元幕内・蔵玉錦)は「まずは場内に入れないことが前提。でもわれわれでは“間違いなく暴力団だ”と確認できないから、警察の方にやってもらう」と説明。場内の監視室のモニターで警察官がチェックし、暴力団関係者を発見した場合は入場を拒否したり退場を求める。
 今後は秋場所以降の実施も検討していく予定。また、場内を巡回する警察官も昨年の数人から約10人へ大幅増員することになる。

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2010年7月1日のニュース