一門離脱の貴乃花派 堂々と決意を表明

[ 2010年1月19日 23:06 ]

 一門を事実上追われる形になった6人は、多数のカメラのフラッシュを浴びながら、毅然とした態度でそれぞれの思いを堂々と口にした。

 処遇は一門会の出席者全員による多数決に委ねられた。だが、間垣親方(元横綱2代目若乃花)は「一方的に決を採ってきた。同じ協会員なのに何でこんな思いをしなきゃいけないんだ」と語気を強め、阿武松親方(元関脇益荒雄)は「多数決には驚いた。(貴乃花親方が)ただ選挙に出て思いを遂げたいというだけだったのに…」と悔しさをにじませた。
 現役時代に同部屋だった盟友も力強く後押しした。貴乃花親方が出馬までもう1期(2年)待つべきという意見に対し、大嶽親方(元関脇貴闘力)は「やろうという気持ちになった時にやらなきゃ駄目だ」と主張。音羽山親方(元大関貴ノ浪)は「自分に負い目はないので(支持するという)権利を行使したい」とあらためて決意を述べた。

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2010年1月19日のニュース