陸連 代表コーチ強化の必要性訴える

[ 2009年9月23日 21:23 ]

 日本陸連は23日に川崎市内で開いた臨時理事会で、メダル2、入賞5と数値目標を達成した8月の世界選手権(ベルリン)の結果を報告し、沢木啓祐専務理事は歩型違反で失格が相次いだ競歩について「重大な反省事項だ」と指摘した。その上で「コーチの強化が必要。代表チームの専従コーチが少ない」と指導者部門での強化の必要性を訴えた。

 高野進強化委員長は「がけっぷちからのスタートで少し上向き」と全体の底上げを評価。各選手のピークを合わせる課題については「ボルト(ジャマイカ)など強い選手は大舞台で力を発揮する。医科学委員会と協力し、ピークを合わせる精度を徹底して高めたい」と改善策を口にした。

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2009年9月23日のニュース