アレレ…イケシオは1回戦逆転負け

[ 2009年9月23日 11:48 ]

混合ダブルス1回戦で韓国の申、張組に逆転で敗れた池田(左)、潮田組

 バドミントンの世界連盟スーパーシリーズ、ヨネックス・オープン・ジャパン第2日は23日、東京体育館で行われ、混合ダブルス1回戦で全日本社会人選手権覇者の池田信太郎(日本ユニシス)潮田玲子(三洋電機)組が韓国ペアに1―2(21―11、17―21、19―21)で逆転負けし、初戦敗退した。

 最終ゲームは13―19から6連続得点した。「気持ちを切り替えて」と潮田が3歳年上の池田を鼓舞して土壇場で粘ったこの場面が、58分の大接戦で最大の見せ場だった。
 最後は韓国ペアに打たれ、今春結成した成長過程の“イケシオ”は初戦敗退。またも国際大会本戦で初白星を逃し「勝負どころで勝ち切れない悔しさでいっぱい」と潮田が唇をかむと、池田は「第2ゲーム後半で体力と集中力が落ちて球の質も悪くなった」と嘆いた。
 男女ダブルスでそれぞれ世界選手権銅メダリストの2人は個々の実力に頼っていたが、直前の合宿で混合の動きに改善。第1ゲームは潮田が徹底的に前衛で相手の打球を止め、後衛でカバーする池田のスマッシュにつなげて21―11で奪った。
 第2ゲーム、最終ゲームでサーブの位置が腰よりも高いフォールトを取られた潮田は「リズムに乗りたいところで悔しい」と言ったが、池田は「社会人選手権よりも動きはいい。続けていけばいい位置に上がれる」。世界ランキング181位のペアは10月のオランダ・オープンから巻き返しを期す。

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2009年9月23日のニュース