ゲイがV!塚原2位、やり投げの村上は2位

[ 2009年9月23日 19:52 ]

男子100メートルで優勝したタイソン・ゲイ。右は2位の塚原直貴、左は3位の江里口匡史

 陸上のスーパー大会は23日、川崎市等々力陸上競技場で行われ、男子やり投げは8月の世界選手権(ベルリン)で銅メダルの村上幸史(スズキ)が82メートル41を投げて2位に入った。テーム・ウィルッカラ(フィンランド)が82メートル60で優勝した。

 男子100メートルは世界選手権2位のタイソン・ゲイ(米国)が追い風0・5メートルの条件下、10秒13の平凡なタイムで優勝。塚原直貴(富士通)は江里口匡史(早大)と同タイムの10秒31ながら日本人トップの2位だった。

 女子100メートルはアリソン・フェリックス(米国)が11秒22で制し、日本記録保持者の福島千里(北海道ハイテクAC)は11秒42で2位。400メートルは丹野麻美(ナチュリル)が53秒32で勝った。

 ≪10秒台も満足のゲイ≫20日に9秒69の世界歴代2位の好記録をマークした男子100メートルのゲイは、10秒13の優勝に「9秒台を目指していたが少し疲れがあった。この記録にも満足している」と充実の表情だった。
 股関節に故障を抱えながら世界選手権(ベルリン)で9秒71の2位。オフには手術も検討しており「万全になればより速く走れる」とウサイン・ボルト(ジャマイカ)への対抗心をのぞかせた。

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2009年9月23日のニュース