入江 平凡タイムの古賀に安定感で快勝

[ 2009年9月7日 06:00 ]

 【競泳日本学生選手権最終日】<男子100メートル背泳ぎ>800メートルリレーの予選&決勝を合わせて1日4レースを泳いだ入江が、古賀に0秒37差で快勝した。前日に400メートルメドレーリレーの第1泳者として出した日本記録より0秒54遅かったものの「勝負だけを考えていた。休憩も取れなくてきつかったけれど、優勝できてうれしい」と喜んだ。今季は古賀との直接対決で通算4勝2敗。泳ぎの安定感では勝っている。「日本の試合でも緊張感を持てるのはいいこと。競り合いながら高めていきたい」とライバル効果を口にした。

 ≪古賀 2位も「やりきった」≫古賀は金メダルを獲った世界選手権後の最初のレースを飾ることができなかった。53秒15という平凡なタイムで2位に終わり「プライドはもちろんあったけれど、今はやりきった気持ちでいっぱい」と淡々と話した。11日から始まる新潟国体でも再び入江と対決の予定。来季から高速水着が規制され、男子はスパッツ型に制限されるため「予選ではスパッツを試したい」と先を見据えていた。

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2009年9月7日のニュース