リオデジャネイロ市長、IOC現地調査に正攻法で

[ 2009年4月29日 09:16 ]

 2016年夏季五輪招致を東京などと争うリオデジャネイロのパエス市長は28日、国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会による29日からの現地調査を前に外国報道陣と会見し「治安や交通渋滞の問題があることは分かっている。隠すのではなく、どう解決するかを説明したい」と正攻法で招致を訴える意向を示した。

 評価委員が相次いで到着した27日は午前4時半から午後9時まで自ら空港で出迎え、4日間の調査では複数のテーマで説明役を務める。リオ州観光局長などを歴任した若手市長は「ルラ大統領も全面的に支援しており、これほど国を挙げて支持されている招致はない」と強調した。(共同)

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2009年4月29日のニュース