横審けいこ総見 白鵬が調整不足を露呈

[ 2009年4月29日 11:41 ]

けいこ総見で、調整不足の目立つ横綱白鵬

 大相撲の横綱審議委員会(横審)による夏場所(5月10日初日・両国国技館)のけいこ総見が29日、東京・両国国技館で一般に無料公開して行われ、2場所連続11度目の優勝を狙う横綱白鵬は大関陣と11番取ったが、本来の安定感を欠いた。

 春場所を全勝で制した白鵬は立ち合いが甘く、琴欧洲の攻めに2番続けて土俵を割るなど現段階の調整不足が目立った。
 左ひじに故障を抱える横綱朝青龍は鶴竜、栃煌山の新小結らと8番取り、鋭い出足や豪快な投げを披露。関脇以上とは対戦せず、時折左ひじを気にしていたものの、まずまずの動きだった。
 このほか関脇把瑠都が力強い取り口で、館内を沸かせた。

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2009年4月29日のニュース