遼くんイーブンパー42位 小田らが首位

[ 2009年4月18日 13:51 ]

第3日、15番でバーディーパットを外し、天を仰ぐ石川遼

 東建ホームメイト・カップ第3日は18日、三重県東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)で行われ、67をマークした小田孔明と、68で回ったブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が通算7アンダーの206で首位に並んだ。

 1打差の3位に山下和宏、高山忠洋ら5人が続いた。さらに1打差の8位は丸山茂樹、中島雅生ら7人。首位から2打差までに14人がひしめく大混戦となった。
 石川遼は2バーディー、2ボギーで3日連続の71とスコアを伸ばせず、通算イーブンパーの42位にとどまった。

 上がりの8、9番で連続ボギーをたたき、3日連続のイーブンパー。石川は、予選ラウンドから不調のパットがこの日も決まらなかった。
 2、3メートルのバーディーパットが、ことごとくカップに嫌われる。「あと一つ何かがかみ合えばずいぶん違う」。だが、その“何か”が分からない。もどかしさに表情はさえなかった。
 だが、悪いことばかりではない。痛恨のダブルボギーをたたいたマスターズ第2ラウンド、16番のバンカーショットを反省し、取り組み始めたバンカー練習。その成果がさっそく出た。
 12番。あごの下からの15ヤードのバンカーショットをぴたりと1メートルにつけ、ガッツポーズが飛び出した。「素直にうれしかった」とこの時ばかりは笑顔。上位進出を狙う最終日に向け、いい弾みになったようだ。

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2009年4月18日のニュース