酒井志穂 女子百M背「狙った」短水路世界新

[ 2009年2月22日 15:54 ]

女子百背泳ぎで短水路世界新をマークして優勝し、表彰台で喜ぶ酒井志穂

寺川ら五輪経験者寄せ付けなかったバサロ酒井

 25メートルプールで争う競泳の日本短水路選手権最終日は22日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子百メートル背泳ぎで福岡・九産大九州高3年の酒井志穂(ブリヂストン)が56秒15の短水路世界新記録をマークして初優勝した。これまでの記録はナタリー・コーグリン(米国)が2007年11月に出した56秒51だった。
 酒井は得意のバサロキックを生かして飛ばし、自身の短水路日本記録の56秒70も大きく更新した。

 ◆酒井志穂(さかい・しほ)3歳で水泳を始めて中学までは個人メドレー中心、高校進学後に背泳ぎに専念した。昨年4月の日本選手権は百メートルで3位、同8月に長水路の五十メートルで27秒97の日本新を出した。1メートル59、52キロ。18歳。福岡県出身。

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