岡部14位、ロイツル初V/ノルディック世界選手権

[ 2009年2月22日 08:43 ]

ジャンプ男子ノーマルヒルで14位となった岡部孝信の1回目

岡部、気迫で飛距離伸ばす/ノルディック世界選手権

 ノルディックスキーの世界選手権第4日は21日、チェコのリベレツで行われ、ジャンプ男子ノーマルヒル(HS100メートル、K点90メートル)は1995年大会を制した38歳の岡部孝信(雪印)が98メートル、92メートルの251・0点で14位となった。
 年末年始のジャンプ週間で総合優勝したウォルフガング・ロイツル(オーストリア)が103・5メートル、99メートルの282・0点で初制覇した。ワールドカップ(W杯)総合首位のグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が2位。
 伊東大貴(サッポロスキッド)は22位、葛西紀明(土屋ホーム)は30位。湯本史寿(東京美装)は2回目進出を逃した。

 ▼岡部孝信の話 悔しい。残念な結果。ただ、いいジャンプが出るようになったので、ラージヒルで頑張りたい。

 ▼葛西紀明の話 ジャンプはあまりよくなかった。予選で消極的になって思い切りのいいジャンプができず、それを本戦に引きずってしまった。

 ▼伊東大貴の話 このジャンプ台に対応しきれないまま試合が終わった。大きな台は得意なので、きっぱり忘れて次に向かいたい。

 ▼湯本史寿の話 自分の力が足りない。予選は緊張したが、本戦はそんなに硬くはなっていなかった。もっとパワーをつけないと通用しない。

 ▼ユリアンティラ・ヘッドコーチの話 条件は関係なく強い選手が勝った。W杯総合上位の3人が表彰台。日本選手の順位もW杯と同じぐらいだった。(共同)

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2009年2月22日のニュース