大麻事件影響ナシ!朝青龍効果?春場所の前売り好調

[ 2009年2月16日 16:45 ]

 3月15日に初日を迎える大相撲春場所(大阪府立体育会館)の前売り券販売が好調だ。

 元若麒麟の鈴川真一容疑者が大麻取締法違反で逮捕されたのが1月30日。春場所の前売り券は今月8日から発売されたが、売れ行きに影響はない。日本相撲協会の3月場所担当、富士ケ根親方(元小結大善)は「不祥事もあったが、土俵の充実が一番」と話し、初場所の朝青龍復活が人気につながっていると見ている。
 既に土俵下のたまり席と土俵に近い升席Aは15日間すべて売り切れ、千秋楽は全席が完売。同親方は「昨年の春場所は満員御礼が10日だったので、今回はもう少しいきたい。景気は悪いけど、うまく盛り上げていければ」と意気込む。
 いす席のインターネット販売も好調だ。「寒い時期なので、わざわざ並ばず、スマートに買えるのは大きい」と富士ケ根親方は効果を分析。「大阪場所は地方場所の中でいす席が最も多く、気軽に来やすい。外国の方にもたくさん来てもらいたい」と呼びかけている。

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2009年2月16日のニュース