安馬の願い?新しこ名に「馬」残したい

[ 2008年11月25日 06:00 ]

笑顔で会見に臨む安馬

 26日に大関に昇進する関脇・安馬が九州場所千秋楽から一夜明けた24日、福岡・太宰府市の伊勢ケ浜部屋宿舎で会見。「いい成績で終われて良かった」と満足そうに笑みを浮かべた。同席した師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「安治川部屋だったから安をつけていたが、今は名門を継承している。安い馬じゃ困る」とあらためて改名を明言。しかし、安馬は現在のしこ名に愛着がある様子で、印象を問われても「僕には分かりません」と複雑な表情を浮かべた。

 師匠によると、新しいしこ名の候補は2~3個に絞られているという。候補に挙がっていた「旭」は採用されず、「馬」を残すか、師匠のしこ名から「富士」を入れる可能性が高い。新しこ名は25日にも発表されるが、安馬にとっては昇進を審議する理事会よりも気になる問題となりそうだ。

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2008年11月25日のニュース