故障後初のレース 野口みずき笑顔の完走

[ 2008年11月25日 06:00 ]

 左太腿肉離れで北京五輪を欠場した女子マラソンの野口みずき(30=シスメックス)が24日、神戸全日本女子ハーフマラソンの10キロの部にゲスト参加した。前日の23日に出場を決める緊急参戦で、故障後では初レース。笑顔で声援に応えながら走り、46分12秒(非公式)とジョギング並みのスピードだったが、5月の仙台国際ハーフ以来、約6カ月ぶりのレースを「声をいっぱいかけてくれて、走って良かったと思った」と振り返った。プレゼンターとして招待されていたが「走りたくなっちゃいました」と直訴して緊急参戦が決定。左太腿は完治しており「練習を積んで走れる体になってから復帰レースを考えたい」と再起への第一歩となった。

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2008年11月25日のニュース