東北3位発進「絶対勝てる」6連覇誓う

[ 2008年8月6日 06:00 ]

 高校女子で6連覇を目指す東北(宮城)は上位3人の合計ストロークが219、首位の作陽(岡山)に3打差の3位スタートとなった。スポニチ主催文部科学大臣杯争奪平成20年度全国高等学校ゴルフ選手権第29回団体の部、全国中学ゴルフ選手権第16回男子団体の部、第1回女子団体の部の第1日は5日、高校男子は栃木県大田原市の那須野ケ原カントリークラブ(6800ヤード、パー72)、中学男子は琵琶池ゴルフ倶楽部(6566ヤード、パー72)、高校・中学女子は同(6321ヤード、パー72)で行われた。高校男子は地元の作新学院(栃木)が209でトップ。中学は男子、女子ともに沖学園(福岡)が首位に立ち、アベック優勝へ向けて最高のスタートを切った。

 6連覇に挑む東北は重圧からかスコアを伸ばせず、3打差の3位で第1日を終えた。エースでナショナルチームのメンバーでもある大江香織(3年)は「最悪でした。きょうはショットもパットも全部ダメ」と話したように3オーバーの75。13番ではOBをきっかけにダブルボギーを叩くなど本来の調子を出し切れなかった。5連覇を達成したメンバーは宮里藍、有村智恵らそうそうたる顔ぶれで「私の代で記録を止めたくない」と見えないプレッシャーになっている。それでも、4人のうち上位3人のスコアで競う団体戦での3打差は十分に逆転可能。「みんなで力を合わせれば絶対勝てる。あしたは67くらい出したい」とチームメートとともに居残りのパット練習で気合を入れ直していた。

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2008年8月6日のニュース