シンが3勝目、古閑逆転ならず2位

[ 2008年4月13日 16:14 ]

最終日、通算5アンダーで2位に終わった古閑美保

 スタジオアリス女子最終日は13日、兵庫県花屋敷GCよかわ(6480ヤード、パー72)で行われ、初日から首位のシン・ヒョンジュ(韓国)が1アンダー、71で回り、通算6アンダー、210で今季初勝利。ツアー通算3勝目を挙げ、賞金1080万円を獲得した。古閑美保は1打差の2位と及ばなかった。

 首位から3打差の3位に斉藤裕子と李知姫(韓国)の2人。さらに1打差の5位に藤田幸希が入った。諸見里しのぶは通算216で7位、前日3位の中田美枝は通算218で14位に終わった。

 ≪「恋愛もゴルフも…」≫古閑の今季初勝利は、同組のシン・ヒョンジュが18番で4メートル余りのパーパットを決めた瞬間に消滅。「優勝したかったけど、時の運というのもある。これで勝てたらよほど運がいい」と、あっさりした表情で話した。
 1打差でスタートした辛との一騎打ちで前半は3バーディー、2ボギー。しかし「後半はあんまりチャンスがなかった。17、18番は明らかに打てなかった」と攻めきれず、10番以降は1バーディー、1ボギーだった。
 プロ野球選手との交際が報道されたばかりの大会で優勝はできなかったが「恋愛もゴルフも全部うまくいきたい。この時期に優勝争いして崩れないのは今までにない展開」と手応えを話す。次週に出身地の熊本で開催されるライフカード・レディースで優勝し、“言行一致”となるかが興味深い。

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2008年4月13日のニュース