イメルマンが11アンダー単独首位

[ 2008年4月13日 07:35 ]

好調をキープ、スコアをまとめたイメルマン

 第3日は実力派の若手たちが激しい戦いを繰り広げ、最後は最終組でスタートしたトレバー・イメルマン(南アフリカ)が、通算11アンダーの205で単独首位を守った。

 イメルマンは4番にボギーを叩いて、ブラント・スネデカー(米国)に首位を明け渡した。しかし後半は立て直し、13、14番の連続バーディーで再び首位へ。最終18番もバーディーで締めて、初優勝へ向けて大きく前進した。
 ≪重圧の中でも好プレー≫イメルマンは18番で第2打をピン手前約30センチにつけてバーディーパットを決めると、小さくガッツポーズを繰り出した。「このプレッシャーの中で過去にない、いいプレーができた。誇りに思いたい」。前日からの単独首位を守って大本命のウッズに6打差をつけ、マスターズ初制覇に大きく前進した。
 母国の英雄、プレーヤーがその才能を絶賛する28歳。このオフに受けた腫瘍摘出手術の影響を感じさせない力強いラウンドが続く。「(2位との)リードは2打差だし、素晴らしい選手がたくさんいる。すごくいいプレーをしようなんて思わず、一つ一つベストショットを重ねたい」。自分を見失わず、最終ラウンドに臨む。

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2008年4月13日のニュース