野村 進退はリハビリ中に結論と明言

[ 2008年4月9日 18:36 ]

 柔道男子60キロ級で4連覇が懸かった北京五輪出場を逃した野村忠宏(ミキハウス)が9日、右ひざを手術してリハビリテーション中に進退の結論を出すことを明らかにした。

 野村は、大阪府八尾市のミキハウス本社で木村皓一社長に準決勝で敗退した全日本選抜体重別選手権の結果を報告。その席で、昨年5月に靱帯を断裂した右ひざを5月末までに手術する意向を示した。現役引退かどうかについては「今柔道に対して持っている気持ちがあればやると思うし、これ以上無理と思えばやめると思う。いつまでにというのはまだ決められないが、リハビリの中で考えたい」と話した。
 その上で、現役を続行する場合は「もう一回誰にも負けない柔道家、野村をつくるためにやりたいし、世界一になるためにやりたい」と話し、目標の一つに2009年の世界選手権を挙げた。

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2008年4月9日のニュース