谷口“悲願”4日間プレーしたい

[ 2008年4月9日 06:00 ]

“悲願”へ向かって進む谷口徹

 02、03年に続いてのマスターズ出場となる谷口徹(40)は「4日間プレーしたい」と“3度目の正直”で初の決勝ラウンド進出を誓った。7日は前半の9ホールを回り、コースの感触を確かめた。昨年終了時の世界ランクで50位以内に入り、5年ぶりに手にした大舞台だけに今回への思いは強い。「時差もあるし、環境に慣れておきたい」と3週間前の3月16日に日本を出発。米ツアー2試合で試合勘を取り戻し、先週は試合には出ずに万全の態勢で臨めるコンディションをつくってきた。

 過去2回は予選落ちしたが、昨年は日本ツアーで5年ぶりの賞金王に輝くなど進化した自負もある。飛距離ではやや見劣りするものの、小技の技術は誰もが認めるところ。「5年前と比べてどれだけ自分が成長したか試したい。オーガスタを楽しみたい」と本番を心待ちにしていた。

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2008年4月9日のニュース