アジア選手権に平岡、上野雅ら派遣

　全日本柔道連盟は９日、北京五輪出場枠がかかるアジア選手権（２６、２７日・韓国）の男女代表１６選手を発表した。

　男子６０キロ級の平岡拓晃（了徳寺学園職）女子７０キロ級の上野雅恵（三井住友海上）ら出場枠を獲得していない男女計６階級は、原則として全日本選抜体重別選手権後に選ばれた五輪代表候補を派遣。ただ、男子１００キロ級は今大会の出場だけで五輪枠の獲得が確実で、股関節痛の鈴木桂治（平成管財）は大事を取ってメンバーから外れた。五輪代表組では女子５２キロ級の中村美里（三井住友海上）だけが出場する。
　代表は次の通り。※は出場枠獲得を目指す階級
　【男子】６０キロ級※平岡▽６６キロ級※内柴正人（旭化成）▽７３キロ級　大束正彦（旭化成）▽８１キロ級※小野卓志（了徳寺学園職）▽９０キロ級※泉浩（旭化成）▽１００キロ級※竹谷知記（警視庁）▽１００キロ超級　片渕慎弥（日本中央競馬会）▽無差別級　立山広喜（日本中央競馬会）
　【女子】４８キロ級　山岸絵美（三井住友海上）５２キロ級　中村▽５７キロ級　松本薫（帝京大）▽６３キロ級　谷本育実（コマツ）▽７０キロ級※上野雅▽７８キロ級　穴井さやか（帝京大）▽７８キロ超級　立山真衣（東海大）▽無差別級　杉本美香（コマツ）