北島“カジキ”で五輪連覇に挑む

[ 2008年4月9日 18:34 ]

ミズノの新作水着発表会でポーズをとる北島康介(左)、寺川綾の両選手

 ミズノは9日、北京五輪に備えて開発した競泳用水着を発表し、従来の同社製比で水との摩擦抵抗を約8%軽減したと説明した。時速100キロ超で泳ぐというカジキがぬめりのある物質を分泌、抵抗を減らしている原理に着目した。この水着で男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)が五輪連覇に挑む。

 カジキをヒントに開発した、水になじむ素材を組み込んだ。北島は「水着が体を押してくれる感覚がある」と話した。
 ミズノは、世界記録を連発して話題の英スピード社との契約が終わり、北京五輪は自社モデルで臨む。日本水連は五輪代表選手が着用するのはミズノとアシックス、デサントの3社に定めている。

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2008年4月9日のニュース