疲労ピーク…愛子8位

[ 2008年3月22日 06:00 ]

8位に終わった上村

 フリースタイルスキーの全日本選手権第1日は、札幌・ばんけいスキー場で男女のデュアルモーグルを行い、W杯モーグルで日本人初の種目別優勝を遂げた女子の上村愛子(北野建設)は決勝トーナメント初戦の準々決勝で敗れ、8位だった。上村に勝った17歳の村田愛里咲(北海道・尚志学園高)が決勝で伊藤みき(中京大)を下して初優勝。男子は西伸幸(白馬ク)が初優勝した。

 上村は今季、武器としてきたはずのターンで本来の切れ味を欠いた。決勝トーナメント初戦の準々決勝でスタートから「脚に力が入らない。頑張りたい気持ちに体がついてこない」感覚を抱え、17歳の村田に序盤で後れを取った。エアは譲らなかったが、ターンとスピードで劣り、小差で早すぎる敗退。17日に帰国したばかりで疲労はピークに達しており「自分の体に負けた」と淡々と話した。22日のモーグルは5連覇がかかっており「ここからプラスに持っていきたい」と有終の美を誓っていた。

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2008年3月22日のニュース