混乱バスケ 会長代行の解任動議

[ 2008年3月22日 21:16 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)から無期限の資格停止処分を科された日本バスケットボール協会の一部理事が、23日の理事会で石川武会長代行に、組織運営の混乱を招いた責任を取るべきだとして解任動議を出すことが22日、分かった。

 臨時評議員会に先立って開く理事会で、ある理事は「JOCや競技者にけじめをつけるべきだ」と、石川会長代行の解任を求め、同時に現理事の総辞職も提案するという。JOCの処分について善後策を検討する臨時評議員会は欠席者多数により流会する見込み。
 反対派の評議員は「石川さんが辞めれば事態は変わる可能性がある」と話し、JOC内にも石川会長代行への不信感は根強い。石川会長代行は処分を科された18日に辞任の意思は無いとし「新体制をつくるのが自分の使命」と話した。

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2008年3月22日のニュース