北京の大気汚染「五輪までに改善」

[ 2008年3月12日 06:00 ]

 中国国家環境保護局の張力軍・副局長は11日、北京五輪期間中の大気汚染について「6月までにクリーンにできる」と話し、改善が可能だとの認識を示した。10日には男子マラソンの世界記録保持者、ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)が大気汚染を理由に五輪同種目への欠場を表明したばかり。張副局長は「二酸化窒素や二酸化硫黄は国際基準以下になった。あとは粉じんなどの微粒子だけ」と語り、周辺各省の工場から排出される石炭の煙を制限することによって“最後の関門”もクリアできるとした。

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