北の湖理事長の4選確実に

[ 2008年1月31日 16:53 ]

 2年の任期満了に伴う日本相撲協会の役員改選の立候補届け出が31日、東京・両国国技館で行われ、理事、監事とも定員と同数で理事は3期連続、監事は2期連続で無投票当選となった。

 理事(定員10人)は理事長4選が確実視される北の湖親方(元横綱北の湖)ら現職8人に、九重親方(元横綱千代の富士)と二所ノ関親方(元関脇金剛)の新顔2人。九重親方は「与えられた仕事を一生懸命にやっていくだけです」と抱負を口にした。候補者は事前に五つの一門ごとの調整で決まっていた。監事は現職の3人が留任した。
 新理事による2月1日の理事会で北の湖理事長が再選され、4日の理事会で協会ナンバー2の事業部長や審判部長などの要職が決定、北の湖体制4期目がスタートする。
 当選者は次の通り。かっこ内は現役時代のしこ名。○は新顔。
 【理事】北の湖、武蔵川(元横綱三重ノ海)出羽海(元関脇鷲羽山)間垣(元横綱2代目若乃花)放駒(元大関魁傑)○二所ノ関、大島(元大関旭国)友綱(元関脇魁輝)伊勢ノ海(元関脇藤ノ川)○九重【監事】不知火(元関脇青葉城)三保ケ関(元大関増位山)湊(元小結豊山)

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2008年1月31日のニュース