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任天堂 「スイッチ2」を1万円値上げ 原材料高騰で初代機も改定

[ 2026年5月9日 05:30 ]

任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」
Photo By 共同

 任天堂は8日、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の日本語・国内専用版の希望小売価格を25日に4万9980円から1万円引き上げ、5万9980円にすると発表した。ゲーム機に使われる半導体メモリーといった原材料価格の高騰などを理由に挙げた。欧米でも9月1日に値上げする。

 米国では50ドル(約7800円)、欧州では30ユーロ(約5500円)それぞれ上げる。初代の「スイッチ」も国内では3万2978円から4万3980円に改定する。

 オンラインで記者会見した古川俊太郎社長は原材料高のほか、中東情勢緊迫化を受けた原油高によって中長期的にコスト増加が見込まれるとも指摘。「コスト上昇を長期間にわたって当社が負担することで、事業性が難しくなる部分があると考えた」と述べた。

 2025年6月に発売した「スイッチ2」の今年3月末までの販売台数は1986万台だった。価格変更などを踏まえて27年3月期の販売予想は1650万台に減少すると見込んだ。

 26年3月期連結決算は、売上高が前期比98・6%増の2兆3130億円と過去最高を更新し、初めて2兆円を超えた。「スイッチ2」や「マリオカート ワールド」などの関連ソフトの販売が好調だった。純利益は52・1%増の4240億円。

 27年3月期の連結業績予想は、売上高が11・4%減の2兆500億円、純利益は26・9%減の3100億円になると見通した。スイッチ2の値上げに伴う販売減などが響く。

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