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中国専門家 G20で“笑顔NG”だった中国・李強首相は「結構人がいい方」岸田元首相時の“秘話”紹介

[ 2025年11月24日 11:23 ]

フジテレビ社屋
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 北京特派員を務めた元朝日新聞記者で、キャノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司氏が24日、コメンテーターを務めるフジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。高市早苗首相(64)が出席した20カ国・地域首脳会議(G20サミット)での、中国側の対応について解説した。

 高市首相が「台湾有事は存立危機事態になり得る」と答弁した7日の衆院予算委員会から半月。強く反発した中国は日本産水産物の輸入手続き停止や日本渡航自粛を国民に呼びかけるなど対抗措置を打ち出し、影響は各方面へ広がっている。

 こうした中、南アフリカのヨハネスブルクで行われたサミット。中国側からは李強首相が出席し、高市氏が接触を図るか注目されたが、この日までに行われた会議で、少なくとも公の場では直接、あいさつや会話を交わす場面はなかった。

 この双方の判断について、峯村氏は「中国側はトップの習近平氏が李強さんに、“高市さんには絶対会うな”という指示を厳命していたそう。だから同行した関係者によると、目をそらすように逃げていた」と指摘した上で、「実は今回、日本側に会う気があまりなくて、中国語の通訳を連れて行っていない」と解説。「となると、英語を通じてやるのでかなり手間がかかる。仮にちょこっと立ち話をしたぐらいじゃ、あいさつぐらいしかできない。ということを考えると、あまり立ち話をしても意味がない」と説明した。

 しかしアイコンタクトすらない両者の様子には「明らかに避けてましたよね」と苦笑い。「(目が)合ってしまって、ちょっとでもほほえんだところが撮られてしまって、それがまた中国国内に広まったりすると李強さんの立場が危うくなる」と推測した。

 これにタレントの渡辺正行が「笑顔も見せたらダメ?」と驚くと、峯村氏は「ダメですね。“戦え”ってボスから言われてたら、戦わなきゃいけない。どちらかというと李強さんは結構人がいい方らしい」と明かし、「かつて岸田元首相がエレベーターに乗る時に、普通はエレベーターは1人の首脳が1台に乗るんですけど、ドアを開けて待っててあげたらしい。そのくらい、“どうぞどうぞ”みたいな方なんで、ついつい笑顔を出してしまうのを、たぶん避けたんだろうなと思います」と、岸田元首相時代のエピソードを紹介した。

 また、メインキャスターの俳優・谷原章介が、日本側の対応についての意見を求めると、峯村氏は「中国側はボルテージが上がってるので、会ったところで意味がないのと、李強さんてナンバー2って言われてるんですけど、実際には習近平氏との差は物凄いある。会ったところで何ができるかって言われると、極めて低い。その費用対効果を考えて止めたという判断」と語っていた。

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