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石破茂前首相 台湾有事巡る高市発言に苦言 神経使う日中関係「よく認識しながらやって」

[ 2025年11月23日 15:31 ]

石破茂氏
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 石破茂前首相(68)が23日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、台湾有事を巡る高市早苗首相の発言で緊張感が走る日中関係について考えを示した。

 高市氏が国会で「台湾有事は存立危機事態になり得る」などと答弁したことから、中国政府が猛反発。日本への渡航自粛、日本への留学の慎重な検討を呼びかけた。さらに、日本の水産物の輸入を事実上、停止するとも発表。これも日本側への対抗措置との見方が強い。こうした中国側の動きにも、高市氏は「政府の立場は一貫している」とし、発言の修正、撤回はしていない。

 72年に当時の田中角栄首相が中国を訪れ、日中国交正常化を実現した。石破氏は「その時からもずっと、歴代政権は注意しながら、注意しながら、注意しながら日中関係をマネジメントしてきた」と、日中関係のバランス取りの難しさを説明。「言いたいこと、感情的に思いが高まることはあるけど、みんな本当に細心の注意を払いながらやってきた。それほど日中関係って微妙なものだし、日本政府がどういう立場を取ってきたかということが基本にある」とも述べた。

 その上で、今回の問題について「現政権もそこはよく認識しながら、これから先やっていただきたい。ばーんと言いたいことを言ってやったぜ、とかいう話ではないんだな、外交っていうのは。支持率が上がりゃいいってもんじゃない」と指摘。「世の中からボロクソ言われても、国益のために守らなきゃいけないことはあるんだと、我々はずっと教わってきた」と訴えた。

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