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高市首相 対トランプ氏切り札“ラスボス”は昭恵夫人?28日に日米首脳会談

[ 2025年10月28日 05:30 ]

 トランプ米大統領が27日夕方、大統領専用機で羽田空港に到着し、6年ぶりに来日した。トランプ氏は空港から皇居に向かい、天皇陛下と会見した。28日午前に高市早苗首相と初めて対面で日米首脳会談。親友だった故安倍晋三元首相の妻・昭恵さんとも面会する予定。昭恵さんはトランプ氏と親しく、高市氏の対米外交のキーパーソンとして登場する。

 午後5時すぎ、大統領専用機エアフォースワンから姿を見せたトランプ氏は、右手でガッツポーズ。日米関係者の出迎えを受け、大統領専用ヘリ、マリーンワン、専用車ビーストを乗り継いで皇居に到着。天皇陛下と、2019年5月に令和初の国賓として訪日した際に続いて会見した。

 29日午前にアジア太平洋経済協力会議(APEC)会場の韓国へ飛び立つまで、日米首脳会談、米海軍横須賀基地視察、財界トップとの会合と分刻みのスケジュール。その合間を縫って会うのが、昭恵さんだ。

 トランプ氏と昭恵さんは特別な関係を築いている。16年11月、トランプ氏が大統領に初当選した直後、夫の安倍首相(当時)が各国首脳に先駆け訪米して会談。まだ大統領に就任していない自分を訪ねてくれたとトランプ氏は感激。「シンゾー」「ドナルド」と名前で呼び合う関係が出来上がった。トランプ氏の来日時など、昭恵さんはファーストレディーとして安倍氏に寄り添い、親交を重ねた。メラニア夫人とも親しくなった。22年7月、安倍氏が銃弾に倒れて以降、トランプ氏は昭恵さんを気遣って定期的に電話を入れていた。トランプ氏は「シンゾーの墓参りに行きたい」と繰り返し訴えたという。

 昨年12月には、昭恵さんはトランプ氏の米フロリダ州の邸宅、マールアラーゴに招かれ夕食をともにした。同年11月に就任した石破茂首相(当時)よりも先にトランプ氏に会うなど、プライベートで交流を続けた。

 高市氏は安倍氏の後継者を自負しており、トランプ氏もその認識を持っている。政府関係者によると今回、トランプ氏には金箔(きんぱく)で覆ったゴルフボールとともに、昭恵さんの意向で安倍氏が愛用していたゴルフクラブを贈る予定という。対米では防衛費、関税交渉など難問が立ちはだかる高市政権。外交ではまず信頼関係を深めることから始めるのが定石とされる。

 そんな中で白羽の矢が立ったのが昭恵さん。トランプ氏との対面は日米首脳会談の後。まさに昭恵さんが“ラスボス”となりそうだ。

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