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青山和弘氏 “ほぼ野党”なのに…持論封印ムードの総裁選に疑問「完全に矛盾した総裁選レース」

[ 2025年9月21日 15:12 ]

(左から)小林鷹之氏、茂木敏充氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏、林芳正氏
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 ジャーナリスト青山和弘氏が21日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に出馬する各候補の政策について私見を語った。

 総裁選にはこれまで茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保担当相、林芳正官房長官、小泉進次郎農相、高市早苗前経済安保担当相が出馬を表明。この5人で争われる構図となった。

 告示日が迫る中、それぞれが出馬表明会見を開いた。小泉氏は前回の総裁選でも訴え、持論だったはずの選択的夫婦別姓を封印。高市氏も消費減税、靖国参拝と、波風立ちそうな政策や理念に対する質問をやんわりかわした。

 “失点”を防ぐような会見になったのはなぜか。青山氏は昨年9月の総裁選との違いを説明した。「前回1年前は、勝てば総理大臣になれる選挙だった。だから、総理大臣になったらこうしますと、割と強く言い合った。9人も出たので、それぞれ埋没しないようにエッジの立った政策を挙げていった」。今回は衆参両院とも少数与党という状況。「今回は勝っても総理になれるか分からない。野党と連携していかないと、総理大臣になるかも分からない」と、自民の置かれた現状を説明した。

 今回出馬する5人は、前回の総裁選で石破茂首相に敗れた面々。いわば敗者復活戦だ。青山氏は「落ちた理由がそれぞれあるんです。高市さんは党内的に結束ができるのかという声が多かった。公明党も高市さんだと右にエッジが立ちすぎるという評判があったので、石破さんに決選で負けた」と述べた。小泉氏についても「エッジの立った政策を打ち出した。解雇規制の見直しとか、選択的夫婦別姓とか。討論での失言もあって一気に失速した」などとし、「そこを直さないと今回は勝てないということで、もの凄く持論を封印して、多数を取るんだ、つまり内向きの総裁選に勝ち抜くことを考えた総裁選が始まってしまった。前回よりも丸まった政策しか出てきてない」とも指摘した。

 自民党内からは「ほぼ野党」と嘆く声も出ている。青山氏は「国民の方を向いていなかったとか、今は野党のようなものだと言っているのに、野党がこんなに丸まった政策を言っていたら、野党として注目されないのに。完全に矛盾した総裁選レースになってしまっている」と分析した。

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