ゲンキのたからばこ第11回 おやつ
大阪府泉大津市教育委員会とスポーツニッポン新聞社の共同企画連載「ゲンキのたからばこ」は、昨年7月にスタートしました。泉大津市内の小学校では「保健」「食育」の授業の中で、生活習慣や食生活、性教育なども指導しています。それらの内容を、YouTube動画などを活用して、分かりやすく説明していきます。第11回は「おやつです」です。
YouTube 第11回 おやつ
みなさんこんにちは。穴師小学校の保健の先生の橋田です。
今回の「ゲンキのたからばこ」は、「おやつ」の話をします。
泉大津市の中学校で働いている栄養教諭の倭(やまと)先生と一緒に考えました。
――倭先生
おやつという言葉は、江戸時代に午後2時から4時までの間の時間を「八つ刻(やつどき)」と呼んでいたことから生まれました。
江戸時代の食事は1日2食だったので、朝から働いてきて疲れをとるために、この八つ刻に、おだんごやおいもなどの軽い食事をとっていました。そこから「やつどき」に食べる食事ということで、「おやつ」と言うようになったそうです。
おやつには、もう一つ意味があります。みなさんがまだ小さい頃、今と比べて体がとても小さかったですね。体が小さいということは口も、おなかも、胃も小さいので1回の食事でたくさんの量を食べることができません。そのため、おやつは「4つ目の食事」として大切に考えられています。
おやつは私も含めてみなさん大好きですよね?
おやつっていったい何でしょう?
今回は自分が食べているおやつについて考えてみましょう。
――橋田先生
穴師小学校では「O・YA・TU」という6人組が活動しています!
最初のメンバーは 「あまみちゃん」です。砂糖の多いおやつに住んでいます。あめやグミ、ジュース、ソフトキャンディ、ゼリーなどが大好きです。
2人目は「あぶらあまみちゃん」です。油と砂糖の多いおやつに住んでいます。アイスクリームやプリン、クッキー、チョコレート、菓子パンやケーキが大好きです。
3人目は「しょっぱくん」です。塩の多いおやつに住んでいます。あられやせんべい、するめが大好きです。
4人目は「あぶらしょっぱくん」です。油と塩の多いおやつに住んでいます。ポテトチップやフライドポテト、ラーメンなどが大好きです。
5人目は「かるくん」です。カルシウムの多いおやつに住んでいます。牛乳やチーズ、のりや小魚が大好きです。
最後は「しぜんちゃん」です。野菜や果物、お米などに住んでいます。野菜や果物、お茶やお水が大好きです。
では、みなさんの推しメンバーは誰ですか?
穴師小学校の4年生によくたべるおやつアンケートを取りました。多かった回答はアイスクリーム、グミ、ポテトチップ、果物、ジュース、あめ、スナック菓子、チョコレートでした。
このおやつたちが、どの「O・YA・TU」が当てはまるか考えてみましょう。
アイスクリームは「あぶらあまみちゃん」です。
グミは「あまみちゃん」
ポテトチップは「あぶらしょっぱくん」
果物は「しぜんちゃん」です。
ジュースは「あまみちゃん」あめも「あまみちゃん」です。
スナック菓子は「あぶらしょっぱくん」
チョコレートは「あぶらあまみちゃん」でした。
4年生の推し「O・YA・TU」は「あまみちゃん」でした。
みなさんも自分がよく食べるおやつを8個書き出して、自分の推し「O・YA・TU」を見つけてください。
みなさんに「O・YA・TU」からメッセージがあります。
☆あまみちゃん
「みんなの人気もの。脳を動かすためにはぴったりだよ。むし歯菌にも人気なのが、少し残念なところ…」
☆あぶらあまみちゃん
「少ない量でも、体を動かすエネルギーになるよ。でも、食べ過ぎると太っちゃうかも…」
☆しょっぱくん
「体に必要な塩分が入っているよ。食べ過ぎるとのどがかわいてしまって、飲み物がたくさんほしくなっちゃう…」
☆あぶらしょっぱくん
「おなかがすいているときに、食べると満足感感アップ!でも、食べ過ぎるとおなかがいっぱいになって、ごはんが食べられなくなるかも…」
☆かるくん
「丈夫な骨や歯をつくるために必要です!」
☆しぜんちゃん
「自然の甘みやおいしさをそのまま味わえるよ!季節も感じられるよ」
いろいろなおやつを組み合わせて食べるのもいいかもしれませんね。でもメッセージにあったように「食べ過ぎには注意」してください。
「O・YA・TU」に続いて倭先生からのメッセージです。
――倭先生
おやつも大好きだけど、おやつを楽しむために何よりも大事なのは、1日3回の食事をしっかり食べることです。みなさんの成長や健康のための栄養は、1日3回の食事から摂ります。
「O・YA・TU」からみなさんに守って欲しい約束があります。
(1)時間を決めて楽しみましょう!
だらだらと食べてしまうと、大事な食事が食べられなくなったり、ずっと何かが口の中にあると虫歯になりやすくなってしまいます。例えば今から食べる時間は20分間だけとか、時間を決めておやつを楽しみましょう!!
(2)両手に乗るぐらいの量を目安に楽しみましょう!
おやつを食べ過ぎてしまうのも心配です。例えば両手の乗るくらいを目安に楽しみましょう。片手ならカップアイスクリームの小さなサイズ。片手に乗るポテトチップ、グミ。バナナなら小さめのサイズ。ジュースならコップに半分よりも少し多め。アメなら3個か4個にしておきましょう。これを組み合わせて両手くらいを目安にしましょう。おやつを上手に選んで楽しんでください。
――橋田先生
おやつは小さな子どもたちにとっては4つ目の食事でしたね。みなさんにとっては、きっと“心の栄養”じゃないかと思います。
倭先生が説明されたように食べる時間を決めて、食べ過ぎに注意して、おやつを楽しんでください。












