安倍元首相1周忌 昭恵夫人、涙で決意語る「私も主人の魂とともにこの国のために尽くしていきたい」
安倍晋三元首相が参院選の応援演説中に銃撃されて死去してから1年の8日、昭恵夫人が都内で行われた「安倍晋三元首相の志を継承する集い」に出席し、涙ながらに遺族のあいさつを述べた。
「昨年の今日のことを思い出すと、本当に朝から涙が止まらなくなって、申し訳ございません」と嗚咽を漏らし「秘書の人から『撃たれた』という電話が入り、本当に驚きましたけれども、その後まさか亡くなると思っていなかったので、主人の下着や私の着替えなどを急いで支度をして奈良に向かいました。最期、主人の手を握ると、気のせいかもしれないんですけど、握り返してくれたような気がしました。そしてその時の主人の顔はとても安らかで笑顔でした」と振り返り、涙ぐんだ。
そして、2012年に再び総裁選挙に出馬をする時のことについて「最初主人はずいぶん悩んでいました」と切り出した。「私が『もし落選したらどうするの?』と聞くと『今回もし一生懸命頑張ってだめだったら、命を奪われるわけではないので、また次再チャレンジする。その次だめでも、また再チャレンジすればいい。自分の経験を生かし、何度でも挑戦して、この国のために働きたい』ということを言っていました。私は『それなら私も一生懸命応援します。その代わり、命がけでこの国のために働いてくださいね』ということを言いました。主人は命をかけて、この国のために本当に働いて、そして今、魂となって、その魂もまた、この国のために、これからも皆さんとともに働き続けると思います」と語り、会場の拍手を浴びた。
そして「脈々と続いた、歴史ある日本。本当に主人はこの日本を誇りある国にするために頑張ってまいりましたので、私もこれから主人の魂とともにこの国のために尽くしていきたいというふうに思っているところですので、皆さんどうぞ、よろしくお願いいたします」ときっぱりと言い切った。
1987年6月に結婚。政界きってのおしどり夫婦といわれることも多かったが、近年は離婚の噂が流れることもあった。だが、森友学園のスキャンダルやそのほかの場面でも天真爛漫な行動が批判を浴びることがあった昭惠夫人をかばってくれた元首相への愛情と感謝は大きかったようだ。
最近の昭恵夫人は、安倍元首相の後継として衆院山口4区の補欠選挙で当選した吉田真次氏の後援会長に就任。同選挙区は、衆院小選挙区定数「10増10減」に伴い、同区は新山口3区として再編されるが、昭恵夫人はこの新3区に吉田氏の出馬を望む発言をするなどして、党内を慌てさせる場面もあった。だが、結局、支部長には林芳正外相が選ばれている。












