大川隆法氏の遺産はどこへ? 幸福の科学の資産“2000億円”「そのまま団体に」弁護士見解
宗教法人「幸福の科学」の創始者で総裁の大川隆法(おおかわ・りゅうほう)氏が2日に死去したことが関係者への取材で分かった。66歳。徳島県出身。死因は明らかになっていない。関係者によると、2月28日に東京都港区の自宅で倒れて病院に搬送され、2日になって死亡が確認されたという。教団は「現在、お答えできません」としている。
2004年度まで発表された高額納税者ランキングに10年以上も名を連ね、推定年収が数億円とされてきた大川氏の遺産はどうなるのか。
相続、遺産問題に詳しい田中喜代重弁護士によると、営利を目的としていない宗教法人に関わる家族であろうと遺産分割は法定相続に基づき、後妻に半分、残りの半分が5人の子供に均等に相続されることになる。一方で、2000億円とも報じられた幸福の科学の資産については「宗教法人の有する資産は相続される時にも課税対象にはならない。団体にそのまま引き継がれます」と指摘した。
2023年3月3日のニュース
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