×

ホラー映画「死霊館」のモデルとなった古民家が1・9億円で売却される 心霊現象調査は継続

[ 2022年5月30日 09:06 ]

 2013年に公開されたホラー映画「死霊館(THE CONJURING)」の舞台となった米ロードアイランド州バリビルの古民家が、マサチューセッツ州ボストンの実業家、ジャクリーン・ヌネスさんにこのほど152万5000ドル(約1億9400万円)で売却された。

 2019年に購入していたコーリーとジェニファーのハインゼン夫妻から買ったもので、当初の売却予定価格120万ドル(約1億5200万円)を大幅に上回る不動産取り引きとなった。

 AP通信によれば「あくまで自分の信念に基づいた個人的な購入であり、不動産ビジネスには無関係」と語ったヌネスさんには転売目的はなく、ハインゼン夫妻が行ってきたのと同様に、夜間における心霊現象調査や、昼間のツアーなどは継続される。

 18世紀に農民が住んでいたとされるこの古民家では1971年、住んでいた2人の看護師が心霊現象を超常現象の専門家に相談するという“事件”が起きており、それを元にしてジェームズ・ワン監督(45)が映画化。古民家そのものはロケ地ではないが、映画は世界的な人気を呼び、2016年には続編の「死霊館 エンフィールド事件」が公開された。

 新しい家主となったヌネスさんは「私は恐れていないし、この家に潜むエネルギーが悪意のあるものとも思わない」とコメント。「ここで驚くような経験をするのが楽しみです」と、かつての住人や映画の登場人物とは違って、悪霊との遭遇?に期待感を抱いていた。

続きを表示

2022年5月30日のニュース