京都アニメーション火災 爆発音、黒煙…近隣の市民も恐怖「地獄絵図です」

[ 2019年7月18日 13:41 ]

火災があったアニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオ(撮影・岸 良祐)
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 放火されて多数の死傷者が出た京都アニメーション第1スタジオビル(京都市伏見区)は、京阪電車の六地蔵駅から北へ約80メートルほど進んだところにある閑静な住宅街にある3階建て。現場でガソリンをまいて放火したとみられる男が確保される様子を近隣住民が目撃していた。

 現場から南へ50メートルほど離れたところに住む介護施設職員の山口エリカさん(61)によると、自宅の呼び鈴が鳴り、その時は出なかったものの1分後に外に出ると、自宅前で警官数人が、仰向けに倒れた白いTシャツにジーンズ姿の男を確保し、「どうしてこんなことをやったんや?」「どこから入ったんだ?」と激しく問い詰めていたという。

 山口さんは男のズボンの膝の部分に火が着いていたため、散水ホースで消した。男の腹部には入れ墨がのぞいており、両腕にひどいやけどを負っていたという。警官に対し反抗的なそぶりで何か話していた男のしゃべっていた内容はあまりわからなかったが「パクりやがって!」という言葉だけは聞こえた。その後、男は警官に連れられて現場の方に戻っていったという。

 また、山口さんの自宅前には、警察に通報したという2歳ぐらいの女児を連れた30歳ぐらいの女性が震えながら座り込んでいた。自宅へ上げて介抱していたが、現場での様子を「地獄絵図です」と話していたという。

 また、線路を隔てたところにある駐車場にちょうど、車を止めていた近くの50代主婦は「爆発音が2回鳴りました。振り返ると、すぐに凄い炎が上がり、黒煙も上がって。怖かったですね。すぐにビニールの焦げるような匂いがして。駅まで歩く間も凄く焦げ臭かったです」と恐怖に顔を引きつらせていた。

 2キロ南にいた会社員・沢田幸司さんは「正午過ぎでもすごい匂いでした。普段は何もない閑静な住宅街。有名なのは京都アニメーションぐらい」と表情を曇らせていた。

 出火から5時間経っても鎮火せず、周辺では煙、匂いが充満。幼稚園児を迎えに行く30代主婦は「煙、有毒じゃないですよね?」と心配そうに火事現場を見つめていた。

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