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丸山穂高議員がツイッターで謝罪 “戦争発言”で維新除名も「無所属にて活動する」

[ 2019年5月14日 18:29 ]

 北方領土問題の解決方法を巡り「戦争」の言葉を用いた不適切発言をした日本維新の会の丸山穂高衆院議員は14日、自身のツイッターで「国民の皆様に謝罪申し上げます」と謝罪した。この日、離党届を提出し、党からは除名処分を受けた。今後は無所属で議員活動は続けるとした。

 「会見でも申し上げたとおり今回の北方領土に関する発言につきまして、元島民の皆様を始め、領土の返還を願い、その実現に向けてご尽力されて来られた全ての国民の皆様に謝罪申し上げます」と陳謝。

 「朝方、離党届を提出し、先ほど党紀委員会等にて除名処分となりました。虚心坦懐にその処分を受けとめるとともに、これより先の期間は無所属にて活動する中で、残りの政策の実現に向けて一つ一つ前に進めてまいります」と無所属で議員活動は続けるとした。

 丸山議員は北方四島の国後島へのビザなし交流の訪問団に参加。11日夜、国後島の宿舎で酒に酔い、元島民の団長に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と質問したり、大声で騒いだりした。丸山氏は2015年12月に東京都内で飲酒した際、口論となった一般人の手をかむなどのトラブルを起こしたことがある。

 日本維新の会は丸山氏が提出した離党届は受理せず、除名処分を決定。代表の松井一郎大阪市長は14日午後に「国会議員としてあるまじき行為と発言が理由で、外交上も非常に大きい問題だ。議員を今辞めるべきだ」と表明している。

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2019年5月14日のニュース