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新潟 徳島に競り勝ちホーム5連勝 中2日の試合を一丸で乗り切り船越監督「美しい試合だった」

[ 2026年5月7日 05:00 ]

前半、2戦連続となるゴールを喜ぶシマブク
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 「明治安田J2・J3百年構想リーグ」の第15節が6日に行われ、J2新潟は徳島に1―0で競り勝ち、ホーム5連勝を飾った。前半23分にMFシマブク・カズヨシ(26)が2戦連続となる先制ゴール。後半は押し込まれる場面もあったが、一丸で守り切った。順位は3位に浮上。4月25日からの16日間で5試合が組まれたタイトな日程も次節が最後で、10日に敵地で金沢と対戦する。

 大型連休の最終日でスタジアムを1万5219人が埋めた。中2日で迎えた試合でもホームの大声援に背中を押され、最後まで足を止めずに戦った。2月の前回対戦で0―4で大敗した相手を零封。船越優蔵監督は「確かに華麗なサッカーではなかった。でも僕からしたら本当に美しい試合だった」と称えた。

 絶好調の男がまたもネットを揺らした。前半23分に奥村のFKの素早いリスタートで抜け出した笠井がシュート。GKに弾かれたが、ゴール前に全速力で飛び込んできたシマブクが「こぼれ球を信じて詰めた」と前節と同じく右足のダイレクトボレーで押し込んだ。

 このリードを死守する。この日はそんな気迫がチーム全体からほとばしっていた。4月29日の富山戦は守備が間延びして0―2の敗戦。前節の讃岐戦は2―1で勝ったものの、終盤に緩みが出たことに船越監督は苦言を呈し、前線からの守備や交代選手の役割の徹底などを見直してきた。

 最前線の若月がプレスのスイッチ役となり、全体が連動して敵陣内でボールを何度も奪った。終盤には早川や加入後初出場となった藤原優ら途中出場の選手が、相手に合わせてシステムを5―4―1のようにして対応。守護神のバウマンの好セーブもあって無失点に抑えた。早川は「集中力高く、自分たちが何をしないといけないかを明確にしてできた」と胸を張った。

 「戦う、走る、仕掛ける、規律」の今季のコンセプトを体現したプレーに、サポーターは声援や拍手を幾度となく送った。前線で奮闘し続けた若月は「全部出し切った。こういう試合で勝てるチームになったら、(昇降格のある)来季に向けて強いチームになれる」と充実感を漂わせる。これで西A組の3位に浮上。中3日で迎える金沢戦も白星で飾り、自信を深めていく。(西巻 賢介)

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