ブライトン三笘 緊急出場から魅せた伝説級ボレー弾!のちに負傷交代も…まるでファンバステンと指揮官称賛
ブライトンの日本代表MF三笘薫(28)が18日、敵地トットナム戦で味方の負傷を受けて前半20分から出場し、0―1の同追加タイムに今季3点目を決めた。ヒュルツェラー監督がサッカー史に残る伝説ボレーになぞらえたスーパーゴールで、日本人で初めて「ビッグ6」の全チームから得点を記録。後半30分に足を気にする様子を見せて退き、試合は2―2で引き分けた。
観客の度肝を抜くスーパーゴールが飛び出した。1点を追う前半終了間際。三笘は右クロスをファーサイドで待ち構えると、逆足の左足インサイドでダイレクトボレー。角度のない位置から相手GKと左ポストの隙間を打ち抜き、ゴール上に突き刺した。
味方の負傷による緊急出場だったが、1月7日のマンチェスターC戦以来となる約3カ月ぶりの今季3点目。24年夏までブライトンで師事した敵将デゼルビ監督の前で、膝から滑り込んで喜びを表した。
サッカー史に残る伝説のゴールをほうふつさせるゴラッソだ。ヒュルツェラー監督は88年欧州選手権決勝でオランダの名手ファンバステンが見せた華麗なボレーを引き合いに出して称賛。「サッカーをする人なら、こういうゴールを決めるのがどれだけ難しいか分かっている」と強調した。
新たな勲章も加わった。降格圏の18位に低迷するトットナム相手には初得点。加入1年目のアーセナル戦を皮切りにマンチェスターU、チェルシー、リバプール、マンチェスターCと名門からゴールを挙げ、プレミア4年目で日本人初の「ビッグ6」完全制覇となった。
そんな三笘がアクシデントに見舞われたのは終盤だった。後半30分、足を気にする様子を見せて座り込むと自ら交代を要求した。その後もベンチで戦況を見届けており重傷ではないとみられるが、6月11日開幕のW杯北中米大会まで2カ月を切り、状態が懸念される。
▽伝説ボレー オランダ代表FWファンバステンが88年欧州選手権決勝のソ連戦で決めたサッカー史に残るゴール。1―0の後半9分、左サイドからのクロスに合わせ、ゴール右の角度があまりない位置から右足でダイレクトボレー。回転がかかったシュートはGKの頭上を越え左サイドネットに突き刺さった。オランダは2―0で勝って初優勝。
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