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新潟 ベテランFW小野 9カ月ぶりホーム勝利へ「ゴールに関わる動きを増やしたい」 20日富山戦 

[ 2026年3月20日 04:00 ]

多彩なアイデアで攻撃をけん引する小野
Photo By スポニチ

 J2新潟は20日にホームで富山と対戦する。19日は聖籠町のアルビレッジで最終調整を行った。チームが目指すのはJ1だった昨年6月15日の横浜M戦以来、約9カ月ぶりとなる本拠地での勝利。今季はトップ下に入って攻撃面で司令塔の役割を担うFW小野裕二(33)は、質の高いプレーでチームをけん引してホームのサポーターに笑顔を届ける。

 アスリートにとって勝利は格別なもの。それが多くの人と一緒に味わえるのなら、なおさらだ。9カ月もホームでの勝利から遠ざかっている現状に小野は「いつも応援してくれるサポーターの人たちに“自分たちの家”で喜ぶ姿を届けないといけない」と強い思いを言葉に込めた。

 コーチ陣、選手らの信頼も厚い33歳の今季の主戦場はトップ下だ。「自分たちが良くない時は(選手同士の)距離が遠い。だから間に入って距離感をうまく調節することを意識している」。今季初出場だった第4節の今治戦では攻撃の組み立てに関わり、そのままゴール前に入って先制点を奪取。続く第5節の高知とのホーム開幕戦は0―2の後半から出場して攻撃を活性化させ、PK戦で敗れはしたが2―2の同点に持ち込む原動力となった。

 もちろんFWとしての役割も忘れてはいない。船越優蔵監督からもゴールへの関与を仕事の一つとして求められている。チームは前節の奈良戦でシュート0本。ここまでの1試合平均もリーグ36位の8・5本と少なく「シュートもアシストも、ゴールに関わる動きはさらに増やしたい」と誓う。

 日頃から積極的に若手に声をかけ、経験を伝えている。ある日の練習では、いらないファウルが目立ったことから練習後の円陣で間違った方向にいかないよう指摘するなど兄貴分としてプレーだけでなく普段の行動でも引っ張っている。

 前節の奈良戦はJ1鳥栖に在籍した22年5月の神戸戦以来、約4年ぶりにフル出場。走行距離も約12キロと多かった。「次は13キロくらいかな。(元新潟で、J1で現在総走行距離1位の)長倉君に負けないように」。頼れるベテランがピッチを縦横無尽に駆け回り、ホームのサポーターと歓喜の瞬間を迎える。(西巻 賢介)

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