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京都 チョウ貴裁監督「26年度バージョンが見えた。去年うまくいったことを良い意味で捨てた」

[ 2026年2月22日 18:54 ]

明治安田J1百年構想リーグ   京都 2―0 福岡 ( 2026年2月22日    サンガスタジアム )

京都のチョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 京都は福岡に2発快勝した。前半32分、相手のミスからFWラファエル・エリアスが2試合連続弾。後半32分には相手DFのクリアミスを見逃さず、FWマルコ・トゥーリオが技ありの右足アウトボレーを流し込んだ。昨季1分け1敗だった福岡にほぼ何もさせない内容。今季初めて90分間で勝利を手にした。

 「26年度バージョンが見えた」。チョウ貴裁監督がそう表現するのも当然だろう。「システム議論に意味はない」と一刀両断したが、これまでの4バックから3―4―3システムに変更。全員の立ち位置を修正することで距離間が良くなり、連動したプレスやセカンドボール回収数が増えた。複数人が絡んだパスコースを絞らせない多彩な攻撃も展開。「お互いの距離間を良くしてマイボールを多くできた。ゆっくり攻めるところと、最短コースで攻める使い分けもできた」。得点は相手のミス絡みだったが、押し込み続けたからこそ誘発した部分もある。
 DF宮本優太が浦和復帰。開幕前にFW原太智がドイツ1部ザンクトパウリへ移籍し、主将のMF福岡慎平も負傷した。昨年リーグ3位の原動力となった主力を欠いた今季開幕2試合は、昨季までの厚みのある攻撃を見せられずに苦しんだ。だが「去年うまくいったことを良い意味で捨てて、今年のバージョンで最強の力が出ることを考えていくのが監督の仕事。僕自身がアップデートできないと追いついていかない。一つのトライとして、きょうは悪くはなかった」と指揮官。昨季の成功体験に固執しなかったことが、チームを一段階押し上げた。

 百年構想リーグでの目標はタイトル。ここからエンジンが掛かっていきそうだ。

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