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前田大然“魂”の流血ヘッドで2戦連発 地元メディアMOMの旗手とオニール暫定監督ラストマッチ飾る 

[ 2025年12月4日 11:13 ]

スコットランド・プレミアリーグ   セルティック1―0ダンディー ( 2025年12月3日    グラスゴー )

頭部から流血しながらも包帯を巻いてプレーしたセルティックのFW前田大然(AP)
Photo By AP

 スコットランド・プレミアリーグ、セルティックのFW前田大然(28)が、ホームのダンディー戦で2試合連続ゴールとなる今季リーグ戦5点目を決めた。

 この日、クラブは米MLSコロンバスの監督を務めていたフランス出身のウィルフリード・ナンシー氏(48)が新監督に就任すると発表。10月末にロジャーズ監督が辞任後、暫定的に指揮を執っていたオニール氏のラストマッチとなった。

 前半11分に試合が動いた。味方のシュートを相手GKがはじき、ボールが高く浮く。すかさず反応したのが前田。相手DFと激しく競り合いながらヘディングで右のネットを揺らした。

 このプレーで負傷した韋駄天(いだてん)は医療措置を受け、目の上に包帯を巻きながらプレーを続行。最後までピッチに立った。試合後、自身のSNSでは「サポートありがとう」という言葉とともに、笑顔の写真をアップ。右目の上は切れて腫れ上がり、競り合いの激しさを物語っていた。

 前田の決勝点により1―0で試合を制したセルティックは、1試合消化が少ない状況ながら、首位ハーツと勝ち点32で並んだ。英紙スコティッシュ・サンは「前田は夏の移籍失敗後、セルティックへの献身性が揺らいでいると一部のサポーターから指摘され、厳しい視線にさらされてきた。しかし、今夜の試合では、先制点を挙げた際に頭部に重傷を負いながらも、彼の努力は疑いようのないものだった」と報じた。

 ともに先発し、後半36分まで出場したMF旗手怜央も、前田の決勝ゴールにつながるボックス内へのパスを展開するなど活躍。地元メディアからはともに称賛をおくられた。

 「Glasgow World」は採点で旗手に最高評価の8を付け、「前田の先制点につながるヤンへの素晴らしいスルーパス。終始試合を支配し、大差でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた」と高評価。前田には2番目に高い7を付け、「先制点を挙げた彼は、いつものようにあらゆるボールを追いかけ、勇敢なプレーを見せた。もし彼が1月に退団すれば、セルティックは彼の粘り強さとエネルギーの代役を見つけるのに苦労するだろう」と評した。

 また、「67ヘイル・ヘイル」も旗手に9の最高評価をつけ、「一言で言えばキャビアだ。今夜の旗手は見ていて楽しかった。最高の状態の彼は、選手を見つけてピンポイントでパスを出し、窮地を切り抜ける能力はまさに驚異的」と絶賛。8をつけた前田についても「あまりチャンスがなかったが、最終的に試合を決めることになった重要な先制点を挙げた。インテンシティも際立っていた。それは我々が年間最優秀選手に期待していたものだった」と評した。

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