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長谷部コーチ 日本代表守備強化プラン「ある」 高市自民党新総裁の言葉引用「働いて働いて働き倒す」

[ 2025年10月6日 05:00 ]

千葉県内で取材に応じた日本代表の長谷部コーチ
Photo By スポニチ

 日本代表は6日から国際親善試合2試合に向けた合宿を千葉県内でスタートする。就任2年目を迎えた長谷部誠コーチ(41)が5日に取材に応じ、今シリーズから自身の色を積極的に出していく方針を示した。自民党の高市早苗新総裁(64)の発言に重ね、ワークライフバランスを捨てサッカーにフルコミットしていることを強調。来夏のW杯北中米大会へ身を粉にして守備の整備を図っていく覚悟だ。

 機知に富んだ発言で、長谷部コーチが取材現場の空気を整えた。現役引退後の昨季からドイツ5部相当のフランクフルトU―21のコーチに就任し、昨秋から日本代表のコーチを兼務。日本で指導者A級ライセンスも受講中と多忙な日々を送る中「選挙で話題になった言葉もありますけど、働いて、働いて、働き倒しています」と充実の表情を浮かべ「これからは、よりチームに自分の何かを入れていきたい」と力を込めた。

 日本代表で3度のW杯を含む国際Aマッチ114試合出場。ドイツでは本職のボランチだけでなくリベロなども担い、1部通算384試合に出場した。森保ジャパンでは斉藤コーチと共に主に守備を担当。これまでは斉藤コーチのサポート役的な立場だったが、今後は世界舞台で培った経験を積極的に還元する。具体的なプランを問われると「頭の中にはある。また数カ月後に質問してください」と話すにとどめた。

 日本は16強に進出した過去4度のW杯で、1試合平均失点が1を上回ったのは18年ロシア大会だけ。逆に1次リーグで敗退した3大会の平均失点は1・89と上位進出には守備の安定が不可欠だ。

 パラグアイ、ブラジル戦を控えるチームはDFラインに故障者が続出。この日も板倉がケガで不参加になることが決まった。長谷部コーチは「監督もよく口にするが、11人だけでは絶対にW杯で優勝できない。ケガは他の選手が成長するチャンス」と視線を上げた。W杯開幕まで、残り9カ月。最高の景色を見るために守備を整える。

 ≪“盟友”長友には厳しく≫長谷部コーチは5度目のW杯出場を目指すDF長友にも言及。現役時代から旧知の仲で「彼に厳しく言えるのは自分しかいないと思っている。合宿の度に厳しい言葉をかけている」と明かした。Jリーグのプレーもチェックし、最近もバックパスが多いことを注意したという。「日本代表にとって大事な選手」とした上で「他の選手と同じように競争もある。W杯メンバーに入るためにもっとやらないといけない」と指摘。チームに欠かせないピースと認識しているだけに、あえて厳しい言葉を投げかけた。

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